奈良にて古美術を販売している三坂堂からの展示会情報、お知らせや日々の雑感。
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東北の信仰
 奈良に住み始めてから改めて東北の民間信仰の面白さを再認識している。大陸からやってきた洗練された仏教が花開いた地の奈良の仏教美術は仏像はもちろん、寺院の建築、住む人の信仰も東北とはスケール、数、クオリティーすべてにおいて違いすぎる(というか、比べてはいけないのだろう・・・)。日本の仏教美術の源流を間近で感じることは、僕にとっては自分のルーツを見直す良い機会なのかもしれない。東北の民間信仰は謎めいてるというか、そこに理由が存在しているのか、信仰形態、造形ともに素朴で原始的なものが多く、現代に生きるものにとっては少し難解なものが多いが、それの一つ一つの地域の環境、当時の生活を考えれば実にシンプルでストレートなものである。今に生きる人間が理由や根拠を求めすぎて、きっと難解にしているだけなのだろう。縄文的な思考がまだ残る東北の民間信仰は奈良に移り住んだからこそ興味が沸いたものである。

被災地の一日でも早い復興、汚染がこれ以上広がらないこと、原発に頼らない社会になることを心より祈っております。NO NUKES!!!
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