奈良にて古美術を販売している三坂堂からの展示会情報、お知らせや日々の雑感。
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栗製板戸

 大阪のうつぼ公園近く、同業の「古道具塊」さんの店舗工事、ご報告遅れましたが先週終了しました。オープンは9月の末の予定ですのでまた日が近くなりましたらご案内差し上げます。詳しくは後日お伝えしますが超お奨め店になること間違いなしです。

画像は入り口の板戸。オーナー様のデザインを京都の木工家 佃眞吾さんに作っていただきました。さすがです。よい仕事しております!!お店の準備ができたら内部外部の撮影に行きまた画像UPします。

前回と同じアングルですが土間はカラクリートといって黒い顔料を撒いて仕上げています。時間が経つごとに表情は変化していくことでしょう。

被災地の一日でも早い復興、汚染がこれ以上広がらないこと、原発に頼らいない社会になることをを心より祈っております。 NO NUKES!!!



良い感じのドア

 先月の中頃に岩手に行って立ち寄った光原社。その中庭にある小さな応接間のドア。すごく良い感じ。上部のRが心憎い!こじんまりとした大きさで洋と和がうまく融合している。こういった感じのものをレトロという言葉で片付けてしまうのは嫌いだ。良い素材を知り、それを適材適所に使い、廻りとうまく調和させ、良い職人の仕事を知り、かといって目立ちすぎない程よいバランスはなかなか作れるものではない。下の画像は全景。

被災地の一日でも早い復興、原発の収束、汚染がこれ以上広がらないことを心より祈っております。NO NUKES!!!




日本建築での石。

 日本の古くからの家屋はほとんどが木や土を主として用いているので、ヨーロッパのような重厚な石造りやレンガの構造物は一般的な住宅には多く見られません。高温多湿、地震の多い日本では石造の住宅は向いていないのはご承知の通りかと思います。しかし、目を凝らすと以外に使われていて僕はそんな日本の石の使われ方が結構好きなのです。お城の石垣などは城本体より好きですし、庭の石も好き。茶室の道すがらに通る「茶庭」なんかはしびれます。別名「露地」とも言われ日常から茶の湯の世界に入るための重要なアプローチです。そんな「茶庭」にはお決まりごとがいろいろあってその中に「関守石(留め石)」があります。縄でくくった石で「ここから先はご遠慮下さいませ」みたいなサインだったり、飛び石の行き先を示したりもします。塀などで仕切らないところが良いのです。古の茶人はそれだけ観察眼があり、お互いのことも多く語らずとも通じ合う鋭い感性を持っていたのだと思います。すべてのものが良いとは思わないですが、古くからの決まりごとって深い意味のあるものが多い。今の時代を生きる僕らはそのようなことに鈍感になり、感性も鈍くなっているのでは?と以前から強く感じています。

お寺の石畳も控えめで良い感じ。

本日、三坂堂通信vol.30「機械的頭部(われわれの時代精神)」を更新しました。ご興味がございましたら是非ご覧になってください。

こちらから→三坂堂通信vol.30

明日4/15(金)〜4/18(月)まで私用の為休みます。メールのご返答、商品の発送は4/18以降となりますのでご了承下さい。

被災地の一日でも早い復興、原発の終息を心より祈っております。



鉄製の椅子

 古い医院で使用されていた椅子。革の座面以外は鉄製です。錆びついた様子が独特の雰囲気を放っています。外国のもののようですが日本製で昭和の初めくらいのもの。大正から昭和の前半までの病院の家具には面白いものが多くありますが、なかなか入手は困難になってきています。

被災地の一日でも早い復興、原発の終息を心より祈っております。
骨組みのような椅子

 骨組みのような椅子。同じ部材をうまく組み合わせて作られています。余計な意匠もなくすっきりとした印象で構造本位って感じ。ヘリット・リートフェルトっぽいと言えばそうも見えますが、彼の単純化された構造に職人技(接合部)がプラスされた感じ。昭和の初めぐらいの家具には、名もなき職人達が作った面白いものが結構ありますね。(ナラのソリット材の椅子:昭和初期)

 三坂堂のウェブサイトが引越ししました。デザインに大きな変更はないですが、カートでお買物ができるようになりましたので多少ご注文の際の煩わしさが軽減したと思います。それに伴い「AkihiroShiratoインテリアデザイン」のウェブサイトも三坂堂ウェブサイト内に引越ししましたので宜しくお願い致します。

新しいウェブサイトはこちらから→三坂堂http://ashirato.com

照明作製

 画像は数年前、古いものを組み合わせて作った照明。職人の古い鉄製の道具に質感に合わせたシェード、古いソケットを取り付けてみたもの。古いものを扱っているとなんとなくとっておきたい部品などが貯まってきますので、空いた時間に少しずつつくりました。
元来、色々と手を加えるのが好きなほうで、今使っているダイニングテーブルも表面の塗装が好きではなかったのでウレタンを剥がし浸透性のもので仕上げたり、照明のコードを取り替えたり、スイッチプレートを金属で作ったりします。結構これが楽しい!空間全体となるとこれまた楽しさが増えます。その楽しさが空間を作るお手伝いをする原動力になっています。

 三坂堂のウェブサイトが引越ししました。デザインに大きな変更はないですが、カートでお買物ができるようになりましたので多少ご注文の際の煩わしさが軽減したと思います。それに伴い「AkihiroShiratoインテリアデザイン」のウェブサイトも三坂堂ウェブサイト内に引越ししましたので宜しくお願い致します。

新しいウェブサイトはこちらから→三坂堂http://ashirato.com

自分の好きなものを飾る

 もののディスプレイって結構悩みます。人はそれぞれ好き嫌いの好みがありますし難しいですが、自分の空間ぐらいは誰のことも気にせず好きに飾りたいものです。
WALL(壁)

 ブロックにEP(水性ペンキ)を塗った壁。30年ほど前は外壁だけではなく、RC造や鉄骨造の間仕切りの下地によく使われていました。最近は構造的な部分にもあまり使われないですが、使い方によってはいい感じになると思います。耐震の基準にしっかりと配筋すれば安全ですし、店舗の内装なども最近見かけます。安価な材料ですが組み合わせによってモダンな雰囲気を作ることができます。表面に凹凸がありザラッとしているので調湿効果も多少あり(そのままで使用すれば)、店舗ではなく一般住宅の内装に取り入れても個性的な空間を演出できます。軽量タイプを使えば穴を開けるのも意外と簡単です。
FLOORING

  以前施工したフローリング。表面(ブレーナー仕上げ)を裏にしてしまいました・・・。板の幅は50〜60mmぐらいだったともいます。幅広のフローリングが最近は人気がありますが、狭い空間は幅の狭い方がしっくりくるような気がします。表面の塗装やWAXは施していませんので、液体が染み込みやすく、汚れもつき易く、反りもでてきますが、それも無垢材の性質と受け入れれば、木の持つ本来の性質(調湿)や、素材感がそれ以上の価値を与えてくれると考えるのもありかと思います。土足仕様だったので、ささくれが刺さることもないのでその辺は心配する必要がありませんでしたし、壁や床がコーティングされていないので、それらが主張しない柔らかな印象になったと思います。
リノベーション、リフォーム、インテリアスタイリング、店舗改装などご相談にのります。まずはご連絡下さい。info@ashirato.comまで。施工例などAKIHIRO SHIRATO インテリアデザインのウェブサイトをご覧下さい。
DOOR

 数年前に造った店舗の木製(無垢材)のドアです。開口ぎりぎりの高さまで持っていったので画像ではわかりにくいですが、H2500mmぐらいあったと思いますので、だいぶ背の高いドアです。両サイドはFIXのガラス。最初は白っぽく着色しようと考えていましたが、出来上がりの素地が綺麗だったのであえてそのままにしました。無垢材ですので、乾燥によって反りますが、さほど気にならない程度でした。コーティングをしないと、どうしても水がはじいて染みになること、日焼けなどを気にしてしまいますが、本物の素材が経年変化していく様は、汚れとか染みとは違う事だと思っています。もちろん、こまめに固く絞った雑巾で掃除していれば、綺麗な状態を保たせることは可能です。内部も無塗装にしたので、木のもつ調湿性で結露が半減したのは、嬉しい誤算でした。